ドライブレコーダーの種類や値段はピンキリですが、自分が求めている要件を満たすドラレコは「ZDR016」これしかありませんでした。
[PR]コムテック 車用 前後2カメラ ドライブレコーダー ZDR016
なぜZDR016がいいのか
自分が欲しいドラレコの要件として次のものがありました。
- 前後録画可能
- 駐車監視機能(バッテリー直で電源が取れること)
- GPSを記録できること
- 車速を記録できること
- 衝撃検知できること
まず、価格が安くて上記要件をほぼ満たすものを探すと、1万~2万のアジアンドライブレコーダーがたくさんヒットします。アジアン製といえど、歌われている機能は日本製とそん色のないものばかり。
しかし自分が求めているバッテリー直で電源が取れるものは見つけられませんでした。内臓バッテリーで駐車監視をすると内臓バッテリーの劣化が激しく、長く使うほど録画可能時間が短くなってしまい、買い替えるスパンが短くなってしまいます。それではコスパがわるい。
いろいろ探した結果、ZDR016にたどり着きました。ユピテルのドラレコもオプションで電源ユニットがあるが、コムテックのほうが安かった。
専用のビューワーソフトで動画に埋め込まれたメタデータを読み取り、見やすく表示してくれます。
車速、時間、場所、フロントカメラ映像、リアカメラ映像、ほしい情報すべてが記録されています。
事故以外でも例えば、オービスが誤動作で光った場合などにこれらのデータは有益な証拠になると思います。
ジムニーに取り付けてみた
ZDR016を単体で購入するとシガーソケット電源が付属しますが、自分の場合は、駐車監視用の配線コードHDROP-14を購入して接続しました。
ケーブルは3つ。ACC、BATT+、GNDです。ACCはアクセサリー電源、BATT+が常時電源、GNDがボディアースです。
自分の車両はETCの接続のためにヒューズボックスから電源を取っていたので、二股のギボシを作り、分配することにしました。
カーオーディオのソケットに分配をつけてそこからとるのが最適なのでしょうが、センターコンソールを外すのが面倒だったので、このようなやり方になりました。
電源取ヒューズを刺した場所は、CIGARとHORN HAZARD。コードが生えている側がヒューズボックスの外側になるように差し込みます。
(「CIGAR」や「HORN HAZARD」などの対応表はヒューズボックスの緑色の箱に書いてあります。)
CIGARにACC、HORN HAZARDにBATT+を接続します。
画像は少々汚いですがこうなりました。画像には仮止めで落ち着いているブースト計の配線もあります。ETCとブースト計とドラレコがヒューズボックスから取り出した電源にたこ足でつながっています。アンペア的には余裕はありますが真似はしないほうがいいと思います。
GNDはセンターコンソールの奥のほうのボルトに取り付けました。
配線側は以上です。
次の配線の取り回しです。
サイドピラーの内張はクリップ2個で刺さっているだけなので引っ張って外します。(クリップをボディ内に落とさないように注意)
外したところからダッシュボード内にアクセスできるので針金など(絶縁されているものが望ましい)を使って線を引っ張り出します。
ゴムみたいなビロローンを引っ張って取り外し、サンバイザーのボルト2本を外して、天井の内張を少しめくって線を押し込んでドラレコの位置まで線を引っ張ります。
ここまで内張をはがすことができれば後ろまではその延長です。基本的にクリップで止まっているので少しずつ引っ張って外していきます。隙間に線を押し込みながら後ろまで配線を持ってきます。ここまで一切内張はがしのような工具は使用していません。
リアカメラの配線はドアのゴムのチューブの中を通したいのですが、さすがに本格的に内張をはがす必要があると思うのでここまでにしておきました。時間ができたらやります。
仮止めです。
多分1,2年くらい仮止めのままなんだろうな・・・
感想
映像はこんな感じ。常駐監視で撮影された映像です。(720p)非常に広角で映りもいいですね。
ただ、広角過ぎて、最高画質設定(1080p)でも15mほど離れるとナンバーが映りづらいというのはあります。しかし、車種と日時と場所が分かればNシステムなどで十分特定できると思うのでその辺は大丈夫でしょう。
駐車中に衝撃を検知すると、次回エンジン始動時にお知らせをしてくれる機能は頼もしいです。
自分が今まで使っていたドラレコはユピテルの小型のタイプでACC電源が通電するとともに録画が開始されるという最小限のものだったのですが、DR016のようにGPSデータ、Gデータ、車速データなど豊富な情報が記録できるドラレコは本当に頼もしいですね。駐車監視機能によって駐車中に回りで何が起こっているのかタイムラプスで確認できるし、衝撃を感知した場合、別フォルダに自動的に保存されます。
神は何もしないがドラレコは証拠を記録・提供してくれる
神様というのは常に何もしてくれなくて、その場で起きた事件事故は当事者の証言をもとに事実が認定されます。
しかし、人は時に嘘をついたり、記憶違いをする。そういう曖昧なもので事実を判定するのはあまりにもずさんすぎる。
高性能なドライブレコーダーはそういうもやもやしたところをはっきりさせてくれる非常に価値のある装置だと思っています。たったの数万円で買えるなんていい時代です。
SDカード選びも重要
ドライブレコーダーのSDカードは消耗品です。通常のSDカードを使用した場合、体感としては半年から1年で壊れる印象です。ドライブレコーダーは事件や事故に巻き込まれた際の命綱なので、耐久度の高いSDカードを使用する必要があります。
個人的にドライブレコーダーでおすすめのSDカードは、High Endulanceや高耐久を謳っている有名メーカーのものです。保証を付けているメーカーがいいでしょう。これは保証を期待するという意味ではなく、保証が設定されている製品は耐久度が高く作られているのです。
自分がZDR016に使用しているSDカードはこちら。
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ZDR016の取扱説明書には32GBまでしか対応が明記されていませんが、64GBでも問題なく使用できました。ただし、Windowsで読み取る際は容量の表示がおかしくなります。FAT32の理論上のボリュームサイズは2TBなので、仕様上は問題ないはずです。自分の環境では問題なく使えています。
駐車監視機能はタイムラプスがおすすめ
駐車監視機能はタイムラプスがいいですね。7分の動画が15秒に収まります。SDカードの消耗も抑えられて動画の確認も早く済んでいい。