雪でスタックしたトラックを牽引した改造ジムニーがニュースで取り挙げられるが即非公開に

1月24日、滋賀県北部が大雪に見舞われ、車の脱輪や立ち往生が相次ぎました。

そんな中、TBSのYouTubeで次のようなニュースが流れていました。

スタッドレスのトラックが立ち往生する事情「荷台が空になると…」そこに救いの手が

出展:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/962621(リンク切れ)

ニュースの内容は、
大雪の中スタックしたトラックをジムニーがけん引するという一部始終をとらえたもの。
運転手によると、スタックした車を助けて周っているとのこと。

コメントにはジムニーとドライバーを賞賛する内容が見られました。

突然の非公開 原因は…

そして公開から18時間後、突然YouTube動画は非公開になり、
ニュース記事も見えない状態になっています。

このジムニーは大口径タイヤにオーバーフェンダー、リアにはスコップがついていました。

しかし、ナンバープレートをよく見ると、黄色い縁取りが見えることから、軽自動車として登録されている車両であることが分かります。

純正の状態で軽自動車規格いっぱいのジムニーは、オーバーフェンダーは明らかに違法な状態です。
背面スコップも登録時の全長を越えている場合は違法です。

YouTubeにはそれを指摘するコメントがいくつかあったので、それを考慮しての非公開かと思います。

不正改造車を運転した場合の罰則はあるが処罰されにくい

道路運送車両法第62条・第119条に違反している整備不良車両を運転した場合、3か月以下の懲役または50万円以下の罰金を科せられます。

不正改造車 危険も処罰も待っている!!

しかし、不正改造車を公道で運転しても、かなりの改造がなされていない限り、警察に摘発されることは殆どありません。これは、不正改造が否かは陸運局の判断が必要であるためです。このような背景からも、不正改造車はなかなか撲滅されないのが実情です。

車のカスタマイズは保安基準内で行いましょう

車の改造は決して悪い事ではありません。
ただ、安全に公道を走行するために保安基準が制定されているので、それに適合した範囲でカスタマイズを行いましょう。

道路運送車両の保安基準

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