街乗りでヒールアンドトゥは不要だという意見は多い。確かに街乗り程度ではどんな乗り方をしても直ちに壊れることは無いわけで。ある意味正しいけどある意味間違ってもいる。この微妙なニュアンスはMT乗りならだれでもわかると思う。
車速が落ちてから低いギアを入れていたらかったるくて仕方ない。かといって車速が落ちる前にギアを入れてハーフクラッチで繋げたらクラッチの摩耗が進む。そこで、ヒールアンドトゥによって減速しつつブリッピングしてシフトダウンをすることでスムーズで機械的に優しい運転ができる。
しかし、赤信号で止まる時にヒールアンドトゥは必要だろうか。
いちいち止まるたびにエンジン回転を上げていたらエンジン寿命が縮まってしまう。ブレーキパッドなら数千円で交換できるが、エンジンはそうはいかない。街乗り速度で赤信号をまっすぐ止まるだけならブレーキで十分だというのが自分の考えです。
自分がヒールアンドトゥが必要だと思う所はコーナー手前だと思う。コーナー前の減速中にヒールアンドトゥでギアを落とし、立ち上がりにいつでもアクセルを踏み込める状態にしておく。するとAT車の様にスムーズにコーナーを突破できるし、クラッチにも優しい。エンブレも効いて車体も安定する。
かといってすべてのコーナー手前でヒールアンドトゥをしているかと言ったらそうでもなく車速次第だったりする。