実物アモ缶をJB23のスペアタイヤボルトに取り付ける

アメリカ軍の放出品の弾薬箱(アモ缶)をジョイフル本田というホームセンターで1,450円で購入しました。

これは「7.62mm NATO弾」の「M13リンク」が入っていた弾薬箱で、M60などの給弾に使用されていました。

https://en.wikipedia.org/wiki/M13_link#/media/File:11th_MEU_141210-M-HU038-044_(15396078764).jpg

B級品ゆえサビッサビですが、とても頑丈でコンテナとしては十分な性能を有しています。

蓋を開けると何とも言えない刺激臭がします。

蓋には弾薬を湿気から守るためのパッキンがあります。

全体的にゴツイ作りで耐久性は問題ありません。

現役を引退したアモ缶にはベアキャニスターとして私の遊びに付き合ってもらおうと思います。

防錆処置

長く快適に使おうということで洗浄防錆処置を施します。

まずは食器用洗剤と洗車ブラシでごしごしと汚れを落とす
これだけで匂いは消えました。

次にサビを落とします

↓サビはだいぶ落ちました。赤サビの残党は転換剤で転換させようかと思いましたが、これはこれで味なので残しておきます。

次はガムテ跡を取り除きます。
バーナーで熱して556をしみこませたりしてマイナスドライバーでこそぎ落とします。

比較的綺麗になりました。

ノックスドール750を吹き、その上からクリア塗料を吹きます。
私の辞書には脱脂という言葉はありません。

可動部にはクレ556を差して、パッキンにはシリコンを吹いておきます。

これで完璧です。サビも落ちてだいぶ綺麗になりました。

こちらがBefore:

After:

とてもキレイです。いい感じのエイジング具合。
あえてサビサビのアモ缶を選ぶのも良いかも。

JB23に設置

今考えている用途としては、ゴミや匂いの気になるものを収容する車外コンテナを考えています。
野生動物の襲来を考慮すると頑丈なコンテナである必要があり、そのためにはアモ缶は最適な素材です。

スペアタイヤのボルトを利用して、設置します。

用意するもの:

  • M12 P1.25 50mm長ナット x2
  • M12 P1.25 25mmボルト・ワッシャー x2

アモ缶の位置を決めてドリルで穴開け。

M12・P1.25の長ナットでホイールを止め、アモ缶の内側からボルトで止めます。

当初、3点で止めようと思ったのですが、2点でしっかりついたので、これでOKにします。
下部はホイールに座らせました。

クリアランス的に留め金が邪魔だったので金ノコで除去。

留め金が無くてもしっかり蓋が閉まるので要らないっちゃいらないんですが、後でロック方法を考えます。

完成

実用性とカッコよさを兼ね備えていて良き。

クリアランスはこんな感じ:

個人的には可もなく不可もなくといった出来栄えです。
一時的にはいい仕事をすると思うけれど、恒久的には使えないかな。