塩カルの季節がやってまいりましたが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私はジムニーにノックスドールを吹いて防錆処置を施しました。
使用した番手:
今回購入しませんでしたが、
700番という無溶剤で匂いの少ない中空部用というのもあるようです。
ノックスドールは非常に優秀な防錆剤で10年前に施工してから現在まで防錆効果を維持している車両もあるそうです。という話を聞いてコスパ的にも防錆アンダーコートはノックスドール以外の選択肢は無いと確信しました。
施工開始
まずはジャッキアップして、タイヤを外します。
リベットやボルトを外し、フェンダーとインナーフェンダーを外します。
するとインナーフェンダーの上からボロボロと泥が落ちてきました。
高圧洗浄機で念入りに洗浄したのにもかかわらずこの有様。
泥がフェンダー内に入り込んでしまっているのです。
フロントフェンダーの外し方
自分はフロントフェンダーの外し方について少し引っ掛かったのでここに書いておきます。
JB23Wのフロントフェンダーは5つの10mmで止まっています。
まず1つ目:サイドシル

2つ目:ヘッドライト付近(フロントバンパー裏)

3,4つ目:ウォッシャータンク横とバッテリー横

5つ目:少しわかりづらいですが、ドアを開けると現れます。

ボルトを外したら、ワイパー付近の樹脂パーツが引っ掛かっているだけなのでそのまま取れます。
フロントフェンダー下部は錆びやすい
ジムニーでさびやすい場所はいくつかあるのですが、
その中でもフロントフェンダーの下部が一番ひどいようです。

フロントフェンダーを外したらショッキングな光景が…

ここはタイヤが巻き上げた水しぶきをもろに受ける場所で、ネジ穴やインナーフェンダーの接合面から泥水が侵入していくのです。
防錆のためにもマッドフラップはつけた方が良いと思いました。
→マッドフラップ付けました

通常の洗車用洗剤で良く洗って乾燥させたらいよいよノックスドール。
フロントフェンダー内を真っ黒にするのは気が引けたので750を吹きました。

アンダー部分は750番を継ぎ目に吹いた後に時間をおいて900番を吹きました。

今回の施工でマスキングはしませんでしたが、
ボディカラーが白だとか、気になる人はやった方が良いと思います。
ちなみに飛沫が付着した直後であればパーツクリーナーで綺麗に落ちます。
ノックスドールはホンモノの防錆アンダーコート
”アンダーコート”として売られている製品の中には”ただのラッカースプレー”ということが良くありますが、ノックスドールはホンモノの防錆アンダーコート剤として次の特徴があります。
- ラストインビジターというサビ抑制剤が添加されている
- 柔軟性のある分厚い皮膜が形成される(長寿命・高耐久)
900は少し粘性のあるエアロゾルで、吹き付け直後はムラが目立ったとしても、時間が経つと均一化して分厚い皮膜が形成されます。ただのラッカースプレーではこれほどの皮膜は形成できません。

施工完了。とても美しい仕上がりです。
分解・洗浄・乾燥・吹き付けで休日が溶けました。
防錆処置にノックスドールおすすめです。