JB23は雨の日に走ると後ろの方からサーという音が結構な音量で聞こえます。
あとルーフを叩きつける雨音もうるさい。

この騒音は昔から気になっていて、いつかデッドニングをやろうと思っていたのですが、内張りをはがすのが面倒でやっていませんでした。

最近、ジムニーで出かける事が増えてきたので、思い切ってデッドニングをして快適にしようと思った次第です。

↓施行中の画像↓

↑リアには一応お気持ち程度の制振材がついているんですね。

デッドニング材

↑をカッターで適当な大きさに切っておきます。(ハサミで切るとブチルゴムまみれになります)
あらかじめ切られたものも売られていますが、こちらの方が安い。

使った工具

手順

ざっくりとした手順は次の通り。

内張り剥がし

  1. リアシートのステーのカバーを外す
  2. リアシートの3本のボルトを外して背もたれを外す
    (シートベルトの受け側のステーは14mmが2本、背もたれの外側に埋まるように12mmがあるのでスパナを突っ込んで外す)
  3. リアシートの座面は両端を持ってパワーで持ち上げるように外す
  4. シートベルトやアシストグリップやバイザーなどを外す
  5. テール側から内張り剥がしで外す
  6. 天井の内張りはバイザー・ルームランプ・リベットx4・糊で止まっているのでそれぞれ外す

内張りをはがしたついでに中空部にノックスドール750を吹いておきました。

デッドニング材を張り付けていく

適当なサイズに切ったデッドニング材を鉄板に張り付けていきます。

  • 大きな面積のところを小さくするイメージ
  • 規則的に貼るよりランダムに貼った方が広い周波数の音をミュートできる可能性

内張り中にニードルフェルトを詰め込む人も居ますが、あれは個人的に好きではありません。ニードルフェルトが結露を吸い、カビ・サビ・臭いが発生するリスクが高まると思います。
その辺は防音とのトレードオフですね。

逆の手順で復元

割と内張りをはがすのは容易だけれど復元が大変でした。
リア下部の内張りは前側からはめ込んでいくと何とかはまります。

リアのアームレストは裏側からビスで止まっています。
こんなの邪魔なので取ってしまいました。
凸凹したところは木っ端を加工して貼り付けて平らにしてやります。

デッドニングした結果どうよ

デッドニングBefore/Afterではボディをノックした時の音が全く違います。
Beforeは鉄板を叩くやかましい高音が目立ちましたが、Afterは高音が消え、重厚感のある音になりました。
ついでにドアを閉める音もボフッというような高級感のある音になって少しびっくり。

ジムニーは元からロードノイズの少ない車でしたが、デッドニングをした後は更にノイズが小さくなっています。まるで高級セダンのようです。
ただ、前方からのエンジン音が気になるようになってしまいました。

当初デッドニングは屋根だけで良いかなと思っていたのですが、サイドもフロアもやってしまい、
お次は前の方もやることになりそうです…