毎年この時期になるとイノシシが毎日のように出没し、うちの畑にも遠慮なくずかずかと侵入してきやがります。
電気柵を設置してあるのですが、ACDCコンバーターが故障してしまい、Amazonで適当なコンバーターを購入したら、発送が中国で1ヶ月経っても届かないという事態に。
返金はまだできず、遅れて届く可能性もあるようなので、もう一個コンバーターを買い直すのもなぁと言ったところで足踏みしていたら、次の画像のようになりました。

たいしたものは作っていないのですが、ナス、オクラ、イチゴ、ニンニクがまだあるので、荒されると困ります。
イノシシが出没する時間帯は22~23時頃。
野生動物全般がそうなのですが、腕時計でもしているのか?というくらい正確な時間に現れます。
侵入に気付くたびに木剣やパイプなどを持って追い返していたのですが、
以前、逃げないイノシシに渾身の一撃を加えた事があり、その感触は毛布を掛けた岩を殴ったようでとても硬かった。
あの様子を見ると、弱点である耳と首の間を正確に狙わない限り人間の力でどうにかなるものではないと思いました。
そこで、電気柵を設置する前に自作した「刺突電雷」を引っ張り出しました。

かれこれ3年前から実戦配備をしています。電気柵を配備してからこれの出番はありませんでしたが、電気柵が直るまでのつなぎとしてこいつを運用します。
電圧は10kVで、テーザー銃の2倍、電気柵の10倍です。電源は9V電池。
夜間使用が前提なのでフラッシュライトを装備。
畑から音が聞こえるたびにこれを持って飛び出るわけですが、今のところイノシシは自分の姿を見るなり逃げて行き、この電撃を食らわせたことはありません。
時々、逃げなかったり好戦的な個体も居るので、そういう時はこいつが役に立つと思います。