JB23Wのバックドアを内側から開けられるようにする

JB23Wで車中泊をしていると内側からバックドアを開けたくなるので、
バックドアに内側から開けられるように細工を施しました。

私が使用した物:
エーモン 内張りはがし ポリプロピレン製ソフトタイプ 4935
TOUGH-GRID 750ポンド(耐荷重340kg) ミルスペックパラコード 50フィート 11芯

JB23Wのバックドアには不思議なカバーがついています。
そのカバーを外すと謎の穴が現れるのです。
たぶん、設計段階では内側にノブを付けることになっていたのかも?

その穴を利用させてもらいます。

バックドアの内張りをはがす

まず、バックドアのロックのノブを外し、ひっこめるためにロック状態にしておきます。

バックドアは11個のクリップで止まっています。

剥がすには「内張り剥がし」を使用します。

右下に内張り剥がしを差し込めそうな2mmほどのスペースが開いています。

そこから突っ込んでテコでこじるとパコンと近くのクリップが外れます

そこを起点にテコで外していきます。

ちなみに使用した工具はこちらです。
エーモン 内張りはがし ポリプロピレン製ソフトタイプ 4935

リアゲートのノブにパラコードを結ぶ

ブチルで固定されたビニールをはがすと、リアゲートのノブの裏側にアクセスできます。

親切にノブに穴があるので、そこにパラコードを通して結びます

画像はパラコードを通したところ。
ほどけない縛り方で適当に結びます。

リアゲートの内張りを復元

ロックのノブを取り付け、リアゲートの内張りをノブに通します。

そして、下のクリップからはめ込みます。

次にウインドウ下部のゴムをリアゲートの内張りの上にかぶせていきます。

完成

手のひらくらいの長さで二つ折りにして、オーバーハンドノット。
結び目の下にパラコードを巻き付けて適当に処理して完成。

下に引くとドアが開きます。

このように半開きで固定する使い方も可能です。

基本的にパラコードは伸びる性質を持つため、
結び目が遠かったり、伸びやすいパラコードだと、
ものすごい力が必要になるので気を付けましょう。

ちなみに使用したパラコードはこちらです。
TOUGH-GRID 750ポンド(耐荷重340kg) ミルスペックパラコード 50フィート 11芯

今回、車中泊の際にリアゲートが中から開けられると便利と思ってやってみましたが、
万が一の事故などで左右ドアが開かなくなってしまった際にもこれがあるおかげで助かる命もあるかもしれません。

参考になりましたら幸いです。