2300ルーメンの制圧力 OLIGHT WARRIOR3

この前、自宅裏に不審者が出没したので追跡して通報するという事案がありましたが、
手持ちのフラッシュライトでは光量が足りず、相手の特徴がほとんど掴めませんでした。

強力なフラッシュライトの必要性を感じたので、OLIGHT WARRIOR3を購入しました。

豪華な化粧箱に入って届きました。

専用ホルスターも付属しています。
作りはしっかりしていて底には水抜きの穴が開いています。

MoLLEシステムにも対応しています。

OLIGHT WARRIOR3のスペック

外観はアルミ製で「IPX8」という水没状態でも使用できる性能を有しています。

手のひらサイズでコンパクト(139mm x 29.5mm)176gと軽量。

ライトとしての性能は次の通り。
最大光量:2300lm、最大照射距離:300m

モード明るさ(ルーメン)点灯時間
MOON155日
LOW15130時間
MED20013時間
HIGH800166分
TURBO2300電池残量によって変化
100%:2.5分, 35%:160分, 11%:39分
TURBO (ストロボ)2300表記無し

通常の懐中電灯の明るさは大体200ルーメン程度なので、
WARRIOR3をMEDで懐中電灯として使用する場合は13時間使用可能

充電はUSB Type-Aで、ライト側の端子はマグネットになっています。
吸い付くように接続されるのでストレスフリー。

内蔵している充電池は「ORB-217C50」(21700) 3.6V 5000mAhで、交換可能です。

このフラッシュライトの特徴は、持ち方を変えるだけで、
通常の懐中電灯として使用したり、タクティカルライトとして使用することができます。

サイドスイッチでふつうの懐中電灯

サイドスイッチを押すと通常の懐中電灯として使用できます。

通常の懐中電灯として使う時の持ち方

点灯状態でサイドスイッチを長押しすると、LOW・MED・HIGHと切り替わります。

消灯状態でサイドスイッチを長押しすると、MOONが点灯します。
夜中にちょっとした明かりが欲しいときに便利です。

2回タップするとTURBOで点灯し、3回タップするとストロボになります。

テールスイッチでタクティカル

テールスイッチはモーメンタリ動作(押している間だけON)となっており、
フラッシュライト”としての使用方法ができます。

タクティカルフラッシュライトとして使用する持ち方

テールスイッチを使用すると、強力なせん光をクイックに照射することができ、タクティカルな運用が可能になります。

テールスイッチを押した際のモードとして次の2つのどちらかを選択できます。

  1. テールスイッチを半押でMED、押し込むとTURBO
  2. テールスイッチを半押でTURBO、押し込むとストロボ

設定変更はテールスイッチを押し込んだまま、サイドスイッチを押すことで可能です。
自分はストロボを使用したいので、二つ目のモードに設定しました。

TURBOやストロボの目的

遠くを照らす、相手を眩惑させる

ターボモードは遠くを照らしたりという使い方もできますが、明るい屋外から暗い室内をクリアリングする際、相手と対峙した際などに、ストロボモードと合わせて相手を眩惑させて弱体化させるといった使い方が想定されています。

ターボモードは数秒点灯するだけでかなり発熱し、一定時間たつと強制的にMIDモードに戻ってしまうので、常時点灯せず要所要所でフラッシュするように使用するのが良いと思います。

2300ルーメンのTURBOの威力

MEDとTURBOを比較してみました。
カメラのモードを固定して明るさなどの自動補正が入らない状態で撮影。
※誰もいない場所に一瞬だけ照射しました。

MED(200lm)で照射が次の写真:

十分に明るいフラッシュライトです。

TURBO(2300lm)にすると・・・

めちゃくちゃ明るいです。車のヘッドライトくらい明るい。
もう一度言いますが、カメラの設定はMEDと同じです。

場所を変えて照射してみます。

MED:

TURBO:

約100m先のステージをライトアップできました。

スペック上では最大照射距離300mとありますが、
200mくらいまでは照射したものをおおよそ視認できる印象です。

”マッキー”くらいのサイズでこれほどの光量を照射できるのは素晴らしい性能です。

合法的な護身用具

OLIGHT WARRIOR3の具体的な使い方としては、悪人と対峙した際に顔に照射して眩惑させ、取り押さえる、あるいは危機を回避する確率を上げるといった使い方や、強力な光で相手を照らして特徴を覚えることで、通報時に警官に詳細な情報を伝えるといったこともできるようになります。

以上のようにフラッシュライトは非常に有用な道具ですが、殺傷能力は無いため合法的に携帯*することができます。これほど優秀な護身用具は他に無いでしょう。MOONモードでは充電なしで55日点灯させ続けられるので、アウトドアや災害の際にも役立つでしょう。

一家に一本OLIGHT WARRIOR3どうでしょう。

*フラッシュライトを持ちながら怪しい行動をしている場合、バールやマイナスドライバーと同様に「侵入工具」扱いで検挙される可能性があるので、その辺は注意が必要です。