ミニチュアダックスフンドのマオが6/14日未明に亡くなりました。16歳でした。

こいつは血統書によると2006年生まれで家に来たのは2007年。耳や骨格が奇形で最初は長くは生きられないと言われていたそうです。
マオは生まれつき骨格がダックスフンドのようにがっしりしていて、晩年の体重は10.5kgもありました。ミニチュアというよりデラックスです。

↑若かりし頃の小林君です。
小さい頃は活発で、ティッシュをいたずらしたり、ゴミ箱を漁ったりと手がかかりましたが、晩年はすっかりと落ち着き、人の心が読める頭の良い犬でした。

こいつの好きなことは食う事と寝る事。特に食う事の執着は凄かった。外で遊ぶという事は全くせず、食べている時以外は基本寝ていて、完全インドア派の犬でした。だけどちょっかい出すと遊びに付き合ってくれたりして面白いやつだった。

こたつで寝るときは必ずこのように頭だけ出して寝てました。以前たまたま頭がふとんに隠れていた時に近づいたら、急いで前足でふとんをはいでいてその動きが人間のようで面白かった。頭がふとんに被っていると時々踏んでしまうことがあるので本人はそれを警戒してたわけです。
ある程度予想していても、その日は突然に来ます。

2022年6月14日未明おそらく3時~4時ごろ、息を引き取りました。
亡くなった翌日の夕方に斎場で火葬をしてもらいました。


この2枚のタオルはこいつが気に入っていたもので、寝るときはいつもマオが自分でかけていました。(人が居るときはアイコンタクトでかけてくれと頼む)寒いときは2枚かけたり工夫して本当に賢い犬だった。
もう二度と触れられない事を思うと悲しくてしかたない。2007年から2022年まで本当に長い時間こいつと一緒に過ごした。
俺は確かにマオが16年間生きていた事を知っている。これを忘れない限りマオの存在は消えない。五感で得られるマオのリアクションは今後一切ないけれど、概念としてマオは俺の脳やこのサーバーや端末に記録されている。
仮に新しく犬を飼ったとしても、ジャネーの法則的にこいつより長く一緒に過ごせる犬は俺の人生にはもういないと思うとこいつの存在の大きさに気付かされる。
最期まで見送れて本当に良かった。ありがとう。おつかれ。
そのうち俺もそっちに行く。